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2010/9/19:日記機能をアメブロに移管します

最近更新もままならぬ状態で申し訳ありません。
この時代にhtmlタグ直打ちで編集する私はかなり古式タイプの人間であります。

有益な情報をタイムリーにお届けしたいため、この「連載:コエト〜レ!」を
アメブロの日記に転載することにしました。

以後の声トレ情報はこちらをご覧ください。
半沢健オフィシャルブログ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後とも「コエト〜レ!」をよろしくお願い申し上げます。

2010/7/11:声には、自分の人生全てが現れる

久々の更新です。
どこが週1〜2度のペースで更新じゃい!とお嘆きのコエト〜レファンの皆さま、
永らくお待たせいたしました。

自分でも驚いたのですが、皆さん、本当に私のサイトをチェックしていただいてます。
公共に情報を発信する者の努めとして、可能な限り更新していきますので、
これからも応援よろしくお願いいたします。

さて、今日はちょっと真剣なことを書きます。
タイトルの言。この標語の作者はこのサイト管理人である半沢健です。

これ、大げさではなく、本当なんです。
声には、自分の人生全てが現れます。
本当に自分の生きかたや状況・状態、こころとからだの健康も含めた、
自分自身が抱えていること、引っかかっていること、我(価値観)にしがみついていること、
などなどが、音声を通じて「心の声」を表現しているのです。

私の体験講座を受けられて、みなさん一様に驚きかれることがあります。それは
「どうしてあまり身の上を話していないのに、私のことをそんなにわかっているの?」と
いうことです。
何のことはない、私は声を通じてみなさんから情報を教えていただいているのです。
それを感じるか感じないか。でも、それは、特別な能力ではありません。

たとえば、「あの人の声を聴いていると、いつも元気になる!」
そんな方、あなたの周りにいらっしゃいませんか?!

そういう方々の共通項として、私が見るには、迷いなく、ご自身の立志を実現するために
まっすぐに、真っ当に、苦しいときも、ご自身の人生を楽しんでいるよう
お見受けします。ブレがないんです。
そして、「いつも元気になる」というあなたは、「元気」な声からその方の人生や
「生き様」を「感じとって」いて、自身の人生に活かしているのです。

そうはいっても、その人はその人、自分は自分。
その人みたいに明るくできないよ、何が面白いんだよ、というあなた。
おぎゃぁと生まれたときから、そんなことを思って生まれてきましたか?
そんなあなたは、あなたの中で、「明るく生きないことに決めた」理由が
必ずあるのです。その時点から、「明るく生きない」自分を選択されたのです。

明るく生きない選択ができるなら、明るく生きる選択もできます。
自分の現状を嘆くのは「なりたい自分に近づけない」ジレンマを抱えているからです。

ちょっと私の体験をお話しましょう。
私が31歳のとき、最初の結婚が破綻したとき、私は何も言うことができない、
何も主張することができない、何も言葉で表現することができない人間になっていました。
「罪悪感だけが空回り」して、何も言葉を発さずに、顔の表情だけで相手に訴える。
そんな状態で、自分の想いが相手に伝わるはずもありません。他の理由もありましたが、
お父様から「人として気持ち悪い」「生き様がなっていない」と厳しい言葉で叱責されました。

「生き様」

当時の私には全く見当もつかなかった言葉ですが、15年たった今、ようやく
「声を通して、想いを言霊に載せて表現する」という私の立志が現れてきました。
声にも現れていますし、周りの環境、友人、コミュニティにも現れています。
明日死のうか、いつ死のうかばかり考えていた私でも、「掴もう」と決めたから
ようやく掴むことができたのです。
この掴もうと決めるまで、私はかなり心が抵抗しました。
いくら表層意識で「掴む」と決めても、無意識層で抵抗していたら、いつまでも
つかめないままで、おかしいな?と思い続けてしまうのです。

私の声トレは、技術的な指導はあまりしません。
よくなりたい!という思いは、みなさんの身体が充分に感じていますから。
あまりあれこれ言わなくても大丈夫なんです。
ただ、「引っかかっている部分」「違うベクトルを向いている部分」を
軽く向きを修正してあげるだけです。
その方向性は人それぞれで違います。
この方は、どんな思いでどういう方面を向きたいのか、それを掴み、
現わし、導くのに、私の過去の体験が役に立っています。

人生は選択の連続です。
「やる」選択もできるし、「やらない」選択もできます。
「できる」選択も「できない」選択も、自分が決めています。
私のコエト〜レは、声から自分の人生に違いを創るプログラムです。
自分の人生修業・魂みがきのために活用している方も普通にいらっしゃいます。

「声には、自分の人生全てが現れる」

何度でも言います。
声には、ご自身の人生が全て表現されているのです。
老若男女関係ありません。全ての方に当てはまります。

魂から表現された「解放された声」、現わしてみませんか?

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2010/2/7:「鼻腔に響かせる」ポイントとは?

少しでもボイストレーニングを受けたことがある方なら、
もっと「鼻腔(びくう)に響かせて!」という指導を受けたことがある方も多いはず。
でも、ここで疑問に思いませんか?

1.「鼻腔に響かせる」って具体的にどんな状態なのでしょうか。
2.どうやったら「鼻腔に響く」ようになるのでしょうか。
3.「鼻腔に響かせる」ために必要なことは何があるのでしょうか。


ひとつひとつ、お答えしていきましょう。
下の画像を見ながら、解説をお読みくださいね。

なお、発声指導で言うところの「鼻腔」とは、「[鼻腔]と[副鼻腔]の総称」を指します。
このサイトでも、一言で「鼻腔」と申し上げたら、「鼻の周りにある空間全体」の事だと
ご理解いただければと思います。

鼻腔の図
出典:読売新聞2010年2月7日付朝刊より


1.「鼻腔に響かせる」って具体的にどんな状態なのでしょうか。
呼吸によりはかれた息を口からほぼ出せずに、口腔→鼻腔へと送りこみ
鼻腔に届いた「息」と「鼻腔」とを【共振】【共鳴】させることを指します。
要は、図の[腔]と書かれた空洞部分に息を送って【息と鼻腔が響き合う】ポイントを見つけて
そこに息を集めている状態のことを言うんですね。
これは、なかなか初心者の方にはピンとこない感覚でして、ご自身で響かせているつもりでも、
全然響いていない声だった等というケースはとても多いのです。
だから、世の発声講師はよく、声を「響かせて」「響かせて」とおっしゃるのです。
2.どうやったら「鼻腔に響く」ようになるのでしょうか。
1.にも書きましたとおり、【息と鼻腔が響き合う】ポイントを見つけることです。
このポイントに入った声は、それまでの声と違って、明らかに「響き」が違います。
そして、このポイント(以下【響点】と言いますね)は、発声するご本人しか場所がわからないのです。
講師が言えるのは、その声が【響点】に入ったか否かという結果だけです。
自分だけの【響点】を見つけるために、歌い手やトレーニング者は皆苦労しているのです。
3.「鼻腔に響かせる」ために必要なことは何があるのでしょうか。
【響点】に入れるための発声感覚をつかむことです。
まず、口腔から口への息の流れは、ほとんと遮断します。
遮断方法は、口腔を広げることがベストです。(口腔からも響きを得られます)
あとは、腹式呼吸で送り込んだ息を、
「気道」→「口腔」→「鼻腔」の流れで送って、響くポイントをひたすら探します。
なお、鼻腔に送った息は、鼻から抜かしますが、できるだけ鼻から息が逃げないように
鼻腔にとどめおくような感覚でいると、【響点】をつかみやすくなります。
何だか文字にしてしまうと、とても難しい印象になりますね。
自分で書いてても、なんかヘンな感覚になりました(苦笑)
どういう声が「響いている声」なのか、聞いてみたい方は
是非、私に会いにきてください(笑)
それは面倒だ(笑)という方向けにも音声ファイルも準備しようと思いますので、
こちらも楽しみにしててくださいね!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

2010/1/29:それは、偶然の産物だった

このサイトの管理人は、今までも、個人的にさまざまな方へ、
その人だけに効く「こえのトレーニング」方法をお教えしています。

今までにお教えした方をざっくりと申し上げますと・・・

・音程の安定感とパワーボイスを求めたインディーズミュージシャン。
・娘の結婚式のために、披露宴で歌う一曲を集中訓練したビジネスマン。
・健康のために呼吸法だけを学びにみえた予備校講師。
・ビジネスプレゼンの場に立つため「声に責任を取る」という超ストイックな訓練をした
 ITプロデューサー。
・何百人というお客様と応対するために「枯れない声」を目指した保育園職員。
・とにかくゴスペルが歌いたくて、発表会前にライバルに差をつけるためこっそり習った
 グラフィックデザイナー。
・人から聞き辛いといわれ続けた自分の声を改善したい、と一念発起した会社社長。
・自分はオンチなんでは?と悩み、コンプレックスを払拭したいと通った、学校の先生。etc.

いま、ここにリストアップしただけでも、本当に多種多様な方々とお付き合いしているなぁ、
私は皆から愛されているなぁ、と有難く受け止めております。

みなさんに共通しているのは「声」「発声」「歌」に関する悩み。人さまざまです。
私は、それぞれのその人の悩みを受け止め、原因を探り、解決方法を提示して、
最終的に「自分で訓練(トレーニング)できる」よう、生徒のみなさまを導いてきました。

今でこそ、かなり体系的にご説明できるようになったので、このようにサイトで公開しようと
判断するに至った訳なのですが、いわゆる専門的な「ボイストレーニング」とは違う
「日常で活かす【こえ】のトレーニング」が人々の生活に必要かつ有効だと気づいたのは、
まったくの偶然から生まれたのです。

あるとき、ウグイス嬢のように素敵な声色を持つセクレタリーの友人と話しをしていた時のこと。

「あなたの声はやわらかくて人を包み込む感じだね。とても素敵だよ」と話したら、友人は
「そうなの?自分の声がどんなものか、私にはわからないの」と答えたのです。

誰が聞いても「素敵」と言うであろう声の持ち主が、自分の声の特質に全く気づいていない。
なぜ?

そういえば、「やわらかい声」ってどう説明したら相手にわかってもらえるのだろう?

自分等音楽人の声に対する当たり前な表現って、人には伝わりにくいのではないか?
このことが発端となり、頭で眠っていた脳細胞が急にフル回転をはじめました。

そして、大多数の日本人が自分がどういう声を持っているのかを知らず、
相手に受け止められているのか 不安に思っていらっしゃる
ことを掴んだのです。
「コエト〜レ!」では、そんな不安を少しでも解決できるような情報を今後も提供してまいります。

単一民族の日本国も、現在ではさまざまな外国の方が居住しており、国際色豊かになりました。
日本語は腹式呼吸しなくても伝わる言語ですが、英語やラテン系の場合はそうもいきません。
公の場で芯の通ったしっかりした声を求められる機会で恥ずかしい思いをした方も少なくないでしょう。

このサイトは、このように、「こえ」全般に悩みや要望を持つ方に対して何らかの一助になるよう、
管理人自らが訓練して得た成果を情報として共有することを目的としています。
週1〜2度のペースで更新できたらと考えておりますので、何かご要望がございましたら、
どうぞこちらまでお送りください。

余談ですが、このサイト名「コエト〜レ!」も偶然の産物です。
「koetore」と並んだスペルがイタリア語っぽかったので(実際のイタリア語は[k]は使いませんが・・・)に向かって遊びで

「コエト〜レ!」

とジローラモ氏風に言ったら、大爆笑されました。その様子を見て「これはイケる」と思い、そのままサイト名に採用してしまいました。
自分で言うのもナンですが、「声通れ!」→「コエト〜レ!」という図式もとても単純です。

そんな私です(笑)。

サイト開設のご挨拶代わりとして、今後の「コエト〜レ!」の情報展開にご注目ください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。